電脳世界の空の下

今頃シュタインズゲートに到達した・・・感動した!!

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驚愕の表情を浮かべる仲間たち。
「お、お前、一体何を言ってるんだ!」
フガクが血相を変えて叫ぶ。
「戦いもしないで、投降するだと?」
「ああ、勝ち目のない戦いをしてもしょうがないからな」
俺は目をそらし、答える。
次の瞬間、俺は左頬に熱い衝撃を感じ、地面に尻餅をついた。
衝撃の正体はフガクの拳だった。

「この卑怯者がぁ!お前はネツの面汚しだ!」
なおも殴りかかろうとするフガクをイヌコロが止め、努めて冷静に言った。
「パニ、今言ったことはあなたの本心ですか?あなたが言ったことは、私達仲間とネツァワルに対する背信です。そしてあなたは不名誉な脱走兵になるんですよ!」
俺は、ゆっくり立ち上がりながら答えた。
「・・・ああ、本心だ。俺は本当は仲間だとか国なんてものより、自分の命が1番大事なんだよ!」
それを聞いたイヌコロは、絶句し悲愴な表情を浮かべ、顔を背けた。
「・・・ならば・・・私がこれ以上言うことは何もありません・・・」

俺は立ち上がり、クニエを見た。
クニエは、眉を顰め、俺をいぶかしむように見ている。
俺はクニエに言った。
「世話になったな。俺は行かせてもらう」
クニエがやっと口を開く。
「パニ?」
「ああ、大事なことを言い忘れるところだった。クニエ、平和な時代が来たら黄金の宮殿亭で飲みあかす約束をしてたな。もう一緒に戦うことはないだろうが、この約束は生きてるからな」
クニエが両目を大きく見開く。

「ちょっと!みんな何言ってるんですか!」
今まで呆然と見ていたイサネが飛び出した。
「パニさん!一体どうしちゃったんですか!パニさんらしくないですよ!味方を助けるのに命をかけるのがネツ魂だって教えてくれたのはパニさんだったじゃないですか!」
訴えるイサネの目には涙が浮かんでいる。
俺はイサネの問いには答えず、軽く彼女の肩を叩いた。
そして背を向けると右手をあげ、無言の挨拶を仲間に送り、その場から歩きだした。

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