電脳世界の空の下

今頃シュタインズゲートに到達した・・・感動した!!

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その音が鳴り響いたのは、彼女が最後のゴブリンと闘っている時だった。
音に気をとられたかのように刹那、彼女ファイアールの動きが止まり、ゴブリンメイジはその隙に魔法で火球を放った。
チッと舌打ちをしてファイアールはサイドステップで火球をかわし、間髪を入れず長柄の両手斧を肩に構えたまま、前方に跳躍する。

ストライクスマッシュ!

両手武器を使うウォリアーの技で、その跳躍は一瞬で敵との間合いを詰め、体躯の捻りを使った重い一撃を繰り出すことができる。

数秒後、彼女はホークウィンド高地で地に倒れふす十匹ほどのゴブリン達の中に一人立っていた。
上気した顔を上げ、先ほどの音の余韻がまだ中空に鳴り響いているのを確認する。
それは間違いなく、ネツァワルの国王ヒュンケルの兵士の召集を告げる角笛の音だ。
ファイアールは愛用のヘビィアックスの先を音を立てて地面に下ろし、
空いた左手で額の汗を拭い、溜息を一つつく。

(この武器は女には重過ぎるよ・・・)

召集の角笛は二回目である。最初の一回目の時はメルファリアの五カ国を巻き込む戦争の直前だった。
その戦争で戦った相手のことをファイアールは思いだしていた。
隣国エルソードの魔法兵団の放つ炎、氷、雷の魔法が自軍の兵士を打ち倒していくのを。
その弾幕の如き魔法を突破するのにどれだけの自軍のウォリアーが犠牲になったことか。

(やつらに借りを返さなくてはな・・・)

敵に思いを馳せ、ヘビィアックスを持つ手に思わず力が入る。
ネツァワルに伝わる伝承によれば、メルファリアの五カ国を巻き込む戦争は二度起こるが、それは来たるべき真の大戦の前哨戦に過ぎないという。

(例え前哨戦といえど、我がネツァワルは負けるわけにはいかない!)

ファイアールは首都ベインワットの方角に向き直ると、疾走を開始した。
途中でまたゴブリン達が襲ってくるが、「お前たちと遊んでいる暇はない!」と一言吐き捨てて、ゴブリン達の頭上を高く跳躍して走り去る。
いつの間にか夜の帳が下りてきて、空に星が瞬きはじめる。
街に近づくと多くの篝火が見え、ビクトリオン大陸全土から兵士達が集まってきているのがわかる。

国全体が戦いの前の熱気に包まれている中、ファイアールは自分の中にも闘志と熱気が湧きあがるのを感じながら夕闇の中を疾走していった・・・。



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2007.04.06 00:38 | FEZ小説 | トラックバック(-) | コメント(5) |

昔書いたFEの小説を一部修正して、再掲しました。
これは最初に書いたFE小説で、書いた時期はたぶん、第一次cβと第二次cβの間の休止期間だったと思います。
当時はキャラを一人しか作れず、ずっと両手ヲリFaiarlでプレイしていました。

2007.04.06 00:45 URL | カルノ #QJm/eL3k [ 編集 ]

はいー張替え完了しました

こうしてみると
やっぱりドミの頃の方が
創作意欲はありましたねえ

改めて短編楽しませて頂きました
新作たのしみにしています^^

2007.04.06 03:39 URL | しめじ #IjUZIPhA [ 編集 ]

>しめじさん
自分は思うに長編は向いていないみたいなので、これからはやはり短編専門でいきたいと思います。
新作・・・エート、がんばります^^;

2007.04.06 23:27 URL | カルノ #- [ 編集 ]

2週間に1回くらいログインしてる俺が来ましたよw
ブログの更新意欲…見習いたいものです…
リンク張り替えておきますね!(パス覚えていたら…

2007.04.07 02:36 URL | picomari #- [ 編集 ]

>picomariさん
ログイン少なっw
リンク張替え、お手数かけますm(_ _)m

2007.04.07 02:51 URL | カルノ #- [ 編集 ]













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